森下修

森下修

森下修 1968.8.26生 ウラシマン / シーフロント代表  (NAUI No.13657)

学生時代、ダイビング発祥の地・伊豆海洋公園での丁稚奉公がきっかけで、「海の匠たち」に魅せられる…。
その後、MyFrontierを求めオーストラリア・フィジーと回遊し、小笠原に流れ着く。
それ以来、様々な新種の人類・魚類達に魅せられ現在に至る。  
生涯潜り続けるために!っとショップを創ってしまった…。

「タンクが背負えなくなってからにしよう、玉手箱を開けるのは。」

… と想う。

小笠原で初記録された「先住民」たち Presened by URÁSHIMÁN

Cirrhitichthys guichenoti 'Cirrhitichthys guichenoti' 
インド洋西部固有とされていた稀種
伊豆大島でも出現例あり   → キリンゴンベ 2021
レッドストライプバスレット ‘レッドストライプバスレット’ 2009 初記録
分布:グアム、パラオ、クリスマス島、小笠原、大東諸島、
暗がりを好む小型のメギスなので、観察は困難…。
→ ボロジノハナスズキ 2015
コリンズピグミーエンジェル ‘コリンズピグミーエンジェル’ 2000/9 国内初記録
パラオでも稀な個体数だそうです。
2003/6日本産魚類 ‘アヤメヤッコ’となりました。
「また逢えるかな~。」
ケーブアンティアス ‘ケーブアンティアス’ 1995 国内初記録
小笠原から南に分布しています。 個人的に‘ボニンハナダイ’(小笠原の俗称)がいいな~ と、想っていたら、みんなそう呼んでくれてます

2017年 学名 Pseudanthias tequila 標準和名 ボニンハナダイ
となりました m(_ _)m
シコンハタタテハゼ ‘シコンハタタテハゼ’ 1995/8 小笠原初記録
旧学名からヘルフリッチとして沖縄などから既知だった種。
1997/1小笠原の個体から和名が与えられました。
    -25m位から…

詳しくは、
ウラシマンのひとりごと>御三家」を見てね♪
L.Whitleyi

‘L.Whitleyi’ 2001/7 国内初記録
2003/7 和名『ソメワケミナミハナダイ』となりました。
こいつもいずれまた、出現するでしょう…。

トンプソンチョウチョウウオ ‘トンプソンチョウチョウウオ’1995/7 国内初記録
この容姿なので御客様の反応は良くない 笑。
本来の分布域(もっと南の海外)では
近縁のカスミチョウの様に群れている。
最近 南大東でも生息が確認されている。
-15m位から…。
オオモンハゼの仲間 ‘オオモンハゼの仲間’ 2001/7 初記録
  ~詳細不明・調査中~
シェブロン・タン ‘シェブロン・タン’(幼魚期の名称/山模様から) 1997/4 国内初記録
2003/9 和名メイキュウサザナミハギとなりました。
成熟すると、一見真っ黒なニザダイ・・
細かい迷路のような模様がある。夏頃から毎年観られる。
-20m位から…
マイヒメベラ ‘マイヒメベラ♂’ 2001/9 国内初記録
行動から間違いないと思われるが、
現行記載されている♂は別のもの!といういわく付き・・
数年前からサイパンで話題になっていた。
-20m位から・・
レッドストライプ・ホグフィッシュ

‘レッドストライプ・ホグフィッシュ’ 1998/4 国内初記録 
和名ナシ
比較的個体数は居るようです。-20m位から・・
その後、西太平洋のものは2006年に別種扱いになりました。
学名はBodianus neopercularis 通称 ネオ

スジハナダイの仲間 ‘スジハナダイの仲間’ 2002/2 小笠原初記録
その昔記載されたが、その後一切情報が無かった種。
伊豆でも報告がある・・生息深度が深いため
観察にはリスクがあり過ぎる・・笑
成熟すると尾鰭のフィラメントが妖艶である。

その後、和名:イトヒキコハクハナダイ、
学名:Pseudanthias rubrolineatusとなりました。
スポッテッド・シャープノーズ・パファー ‘スポッテッド・シャープノーズ・パファー’ 1994 国内初記録
尾鰭のスポットが特徴。「また逢いたいな~」

その後、和名:アラレキンチャクフグ 、
学名:Canthigaster solandriとなりました。
モリシタダテハゼ ‘モリシタダテハゼ’ 1996 初記録
モリシタダテハゼ Amblyeleotris morishitai 2007.4 H.Senou and Y.Aonuma

詳しくは、
ウラシマンのひとりごと>モリシタダテハゼ」を見てね♪
ダテハゼの仲間 ‘ダテハゼの仲間’ 2002
亜種レベルなのか?
微妙な違いで別種扱いされております。
母島で私の友達が発見、
その後父島でも沢山いました。
-25m位から・・
ピグミーシーホース ‘ピグミーシーホース’1999/6 国内初記録
思いで深い魚です。

詳しくは、
ウラシマンのひとりごと>ピグミー…」を見てね♪
和製ピグミー ‘和製ピグミー’ 1997/9 小笠原初記録
こいつは上記以上に捜索が難しです…。
(捜索時、脅えながらオレのこと見てるんでしょうね)

詳しくは、
ウラシマンのひとりごと>ピグミー…」を見てね♪

寄稿

  • ◆ 日本のハゼ・平凡社
  • ◆ 日経ナショナルジオグラフィック・日本版(Vol.3 No.12 / Vol.4 No.10 / Vol.6 No.4 / Vol.9 No.2)
  • ◆ 世界のエンゼルフィッシュ・マリン企画
  • ◆ マリンアクアリスト・マリン企画
  • ◆ 幼魚ガイドブック・TBSブリタニカ
  • ◆ Angelfishes・TMC(洋書)
  • ◆ Seahorses Pipefishes・TMC(洋書)
  • ◆ Chaetodontidae+Microcanthidae・ZOONETICS (er BOOK for MAC&PC )

以上。「えっ? どこ~!?」 レベルで掲載頂いています。

エンゾと…

1999年 フリーダイビング国際大会/シチリア (Giochi del Mare `99 Sea Game )日本代表出場時の出会い…。
※コンスタントで44m(当時男子日本新記録)

エンゾ
左のジイ様が、エンゾ・マイオルカ氏(ジャン・レノではない)。 我々にはカリスマ的存在なのだ…。
その昔、ジャック・マイヨールと言う素潜りチャンピオンの ライバルであり、確固たる時代を築いた、世界が認める“海の男”。晩年は、州議員・カフェオーナーなどをして、 日々笑いながら素潜りは欠かさないそうである。
ちなみに娘も優秀なフリーダイバーであり、 父の記録を更新したそうである…。

小生も「こんなジジイに成りたい。」と感じた…。
子どもたち
子供が人懐っこいのは、万国共通なのだ。

でも、こいつらと足の長さが同じなのは
 
「許せない」

変な東洋人…。